厚生労働省が推奨する野菜の一日平均摂取量は約350g以上。
しかしながら、実際の摂取量は年々低下傾向にあります。どうしたらもっと野菜を多く食べる事が出来るのか――。
ののじでは「美味しく、長続きできる食べ方」、「手軽に」をキーワードに様々な商品を開発しています。この「根菜フリルサラダ 削り~ナ」は根菜類をターゲットに定め、サラダの葉野菜のような柔らかい食感にできないかを検討し、開発しました。
まず、とんかつ屋さんのふわふわ千切りキャベツができるとご好評いただいている、弊社の人気商品「キャベツピーラー スーパーライト」で根菜を削ってみました。
しかし、大根を引いてみると重く、刃が食い込みすぎてしまいました。根菜には根菜に適した“刃”の開発が必要であることがわかり、研究を始めました。
様々な要素を検討した結果、次の3つの条件が浮かび上がってきました。
❶切れ味を上げるには、斜めに切る「スライス切り」にすること
❷横滑りを起こさないのは平刃でなく、何らかのギザ刃とすること
❸切れ味を永持ちさせるのには刃を薄くせず、ある程度の厚みを持たせること
さらに先端角度について研究を重ねました。そこで参考にしたのが、空気抵抗が少ない飛行機の翼の形状でした。その中でも「ステルスB-2爆撃機」の翼の形状が最適であることを突き止め、根菜を削るための”刃”を設計。特許を取得して世に送り出したのが「マイクロ三角刃」です。
この「マイクロ三角刃」が開発目的である「根菜類をサラダの葉野菜のような柔らかい食感」を実現しています。