「ののじ株式会社(以下「ののじ」)」の仕事は、モノを通じてそれを お使いになる方々の毎日の暮らしに、ひとつでも多くの笑顔をふやすことです。
それは今までなかった“心地よさ”や“わくわく”を感じてもらうこと。
手に取った方が、そしてご家族が、みんなが笑顔になっていることを願い モノ創りを推進しています。
それは、SDGs(持続可能な開発目標)*を意識したモノづくりでもあります。
【いつまでも使い続けられる、質の良い製品づくり】
【性別に関係なく、子供から大人まで誰でも使え特別な技術がなくともいつでも同じ効果を得られる製品】
さらには
【環境への負荷をかけない製品づくりを目指す】
人々の“笑顔を増やす”という事は、製品そのものの性能や使い勝手だけでなく、
取り巻く様々な環境を守り慈しんでいく事です。
「ののじ」は皆さまから愛される製品づくりを通じて、環境を考えた質の高いモノづくりを目指します。
※SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。
「ののじ」はSDGsの17の目標の中でも、以下の項目を解決に導く商品やサービスを提供することを目標といたします。
3,あらゆる年齢のすべての人の健康な生活を確保し、福祉を増進する。
「ののじ」のキッチン用品は、時間と手間をかけず(時短と効率的)に野菜を食べやすく加工する事にこだわった製品が多数あります。これにより皆様に野菜をより多く食べて頂き、厚生労働省が推奨する「1日350gの野菜摂取」を可能にする事で、お客さまの健康維持促 進のお役立ちになる事を願っているのです。
該当商品としてはピーラー類・おろし類・包丁・搾り器などがあげられます。
5,ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る。
特別な技術や年齢、性別に関係なく誰でも簡単に使える製品づくりを目指しています。
(商品例)ピーラー
指かけ穴を配置する事で、その穴に指を入れ引くだけで力を入れなくとも簡単に野菜の下ごしらえができます。
しかも、独自の“ギザ刃”を開発したことで、切れ味が良く常に引き切りと同じ効果を生み出すことで野菜の細胞を壊さずに切断できることから野菜の鮮度をも維持し美味しい野菜を食する事ができる のです。
(商品例)かぼ-ちょう
力が入れやすく、安定して滑らない太いグリップ。
そして力が伝達しやすいようにグリップの力点を高くすることでかぼちゃやサツマイモなど硬い食材も余分な力を入れずにカットできます。
7,手ごろな価格で、信頼できる持続可能な現代的エネルギーをすべての人が利用できるようにする。
12,持続可能な消費と生産のパターンを確保する。
国内外の協力工場とのコミュニケーションを重視し、安定的かつ計画的な生産体制を確立しています。また、多くのお客さまへの商品認知度を高めるため種々のメディアでのフリーパブによる露出を数多く実施。広告費を抑える事により商品価格に広告費を上乗せする必要がないためお客さまの負担を抑える事が出来ています。
13、気候変動とその影響に取り組むため、緊急の対策を取る。
「ののじ」では、製品情報をお客さまに伝える為に必要なパッケージ及び梱包資材を出来うる限り簡素化し、環境に優しい素材 を使用るなどの施策を行っています。その第一弾として、2018年より展開しているネイキッ ド・シリーズがあります。「ののじ」では、2025年を目標に全てのパッケージ及び梱包資材の簡素化と環境に優しい素材の採用を目指します。
14、海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用すること。
「ののじ」では、長年にわたる学校給食の調理器具、配 食器具の企画・製造経験から得た“衛生”的な製品づくりを行っています。中でも、衛生面の仕様については細心の注意を払っています。そうした中でうまれたのが、一体成型で継ぎ目をなくす 事で汚れだまりをなくし、更に表面を磨き上げて滑らかに仕上げました。これにより、洗浄する際の水や洗剤の量を少なくする 事で、海や河川を少しでも汚染から守る配慮を製品づくりの心掛けとしています。
該当商品としては、オタモ・穴明きオタモ・お玉・トング・カトラリーなどがあげられます。
「ののじ」では、“手道具”の思想を大切にしています。
すなわち、手の延長のように自在に操れ、モーター 等電気や化石燃料を使わない手動で出来る器具の製造・販売です。
それはつまり、究極のクリーン・エネルギー を動力とする事で、環境への負荷をかけない環境に優しい製品であるとも言えるのです。
結び
「ののじ」を漢字にすると「野々慈」と書きます。
この言葉は、自然を大切に広々とした野々を慈しみ、また畳に「の」の字を描く恥じらいや謙虚さといった日本人が古くから大事にしてきた“思いやりの心”を表しています。
この“思いやりの心”はののじ製品をお使いになる方々への“思いやり”だけではなく全人類を育む自然環境への“思いやり(慈しみ)”でもあります。